Visual Productionsは1999年にオランダにて設立された、エンターテイメントおよび建築照明産業向けのソフトウェアとハードウェア技術を提供するカンパニーです。
Visual Productionsは、創造的思考と市場やエンジニアリングからの要求に耳を傾けることで革新的な製品を開発しています。
ソフトウェアアプリケーションおよびハードウェアデバイスは、使いやすさを重視して設計されており、豊富で使い勝手の良いソリューションが今世界中のエンターテイメントの現場からニーズを集めています。
DMXレコーダー『CueCore3』
マルチプロトコルの建築照明用コントローラー
前機種から大幅にCPUとメモリーをアップデート
Visual Productions「CueCore3」は、常設および建築照明用のコンパクトなライティングコントローラです。 CueCore3 には可動部分がなく完全にソリッドステートであり、常時運用を前提に設計されています。各種サポートソフトウェアツールがバンドルされていますが、いったんプログラミングすると、CueCore3 は完全にスタンドアロンで動作します。
4つのDMX-512ユニバースを通してライティングショー、静的シーン、ダイナミックエフェクトを再生します。4つのDMX ユニバースはArt-Net、sACN、KiNet経由でも利用可能です。
CueCore3は、CPとメモリ機能を拡張し、CueCoreのすべての機能においてより大きなキャパシティを実現しました。プレイバック数は16個に増えました。DMX 記録メモリは6GBになり、CueCore2の約200倍の容量になりました。また、ソース、アクション、タスクの最大数も大幅に増加しています。
【特徴】
●完全なRDM機能
CueCore3 は完全なRDMコントローラです。ディスカバリー、アドレス変更、ステータス情報の読み取りなどの機能を備えています。
●ウェブインターフェイスでDMXやプログラムを記録
サードパーティ製コンソールでデザインしたライティングショーをCueCore3 内で簡単に収録できます。さらに、シームレスなループを作成するための機能も備えています。外部ショーの収録は、DMX、Art-Net、sACN を介して行うことができます。また、CueCore3 の高速ウェブインタフェースから独自のシーンをプログラムすることも可能です。
●様々なプロトコルに対応
CueCore3 は、CueCore シリーズを強力にするプロトコルのコレクションを提供します。DMX-512、Art-Net、sACN、KiNet などの代表的な照明プロトコルをはじめ、GPI、CGI など、照明以外の機器との連携も可能です。GPI、MIDI、UDP、TCP、OSC など、照明機器以外のあらゆる機器とのやり取りが可能なプロトコルまで。SMPTE やMTC のようなタイムコードプロトコルもサポートしています。
●ショーコントロールと自動化
CueCore3 の自律的な動作は、柔軟なショーコントロール・プログラミングによってカスタマイズすることができます。この機能により、ショーの再生を自動化することができます。入力されたプロトコルに基づいたトリガーを定義することができ、またあるプロトコルから別のプロトコルへの信号変換も可能です。日付/時間/曜日スケジューラーも自由に使えます。
●柔軟な拡張性
CueCore3は、スケーラブルな設計により、小規模から大規模なプロジェクトまで展開することができます。小規模な設備であれば、1台のCueCore3の自律動作で十分な場合があります。一方、複数のCueCoreをネットワークで接続したグリッドは、大規模な照明システムに必要な容量を満たします。CueCore3は、複数のユニットを同期させるための流暢なマスター・スレーブ・プロトコルを備えています。
●互換性の高い多様な製品群
CueCore3は、Visual Productionsの製品群の代表的な製品です。DALI制御用のDaliCoreや、GPI、GPO、RS-232ポートを追加するためのIoCore、壁掛け式ボタンパネル「B-Station」。カスタマイズ可能なダッシュボードを備えた壁掛け式タッチスクリーンの Kiosc Touch、そして、RdmSplitterやDmxMergerなどのDINレールDMXツールなど、多様な互換可能な製品を展開しています。
【仕様】